こんにちは。三家山です。ちょっとだけ技術的な話。
時々写真を教えている方から質問いただきました。
”木々の間にピカーッと光る太陽”
どうしたら綺麗にとれるのでしょうか?ヒントは
「絞り」の大きさです。
(「絞り」はレンズの中にある光を通す穴で、大きさが変わることで写真の明るさを調整します。)
(解説byキヤノン
http://cweb.canon.jp/cpc/starteos/04-04.html)
ほぼすべての一眼レフ・ミラーレス一眼と、高級コンデジでは手動でも調整できます。
絞りは
数字が小さいほど…
光が通る量が増える・背景は大きくボケる数字が大きいほど…
光が通る量が減る・背景ボケけにくくなるというのが主な効果ですが、他に、
強い光そのものを撮ると、写る形が変わります。手近にあった、モミジの間に見える太陽でサクッと実験。
(注:光学ファインダーのある機種の場合は直接見ると危ないので、画面を見て撮るモードにしてください。)
f/4。太陽のひかりは丸くふんわり写ります。
f/8。光の端っこがちょっとギザギザしてきました。
f/16。だいぶ光の筋が長くなってきました。
f/32。ちょっとやりすぎて硬質なイメージ?
そんなわけで、
太陽をピカーッと撮るには、絞りを絞ってみてください。どの辺の数字で絵が変わるかは、レンズによって様々なので、実験あるのみ。
最後に、こんな感じにしてみました。もうちょっと木に近寄って、
あまり派手になりすぎないように太陽が半分以上葉っぱで隠れた状態です。

おまけ。
太陽のキラキラ感を出す、全く別のアプローチとして、
直射日光じゃなくて、葉っぱと後ろの空を、ボカして撮る方法もあります。
これは曇りの日でもできるので、便利。

ではでは (^。^)ノ
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